就職をしたら、必ず自分の上には上司の存在があります。気の合う上司もいれば気の合わない上司もいるはずです。自分が社長にならない限り、自分の上には必ず上司がいますが、もし気の合わない人が自分の上司になってしまった場合にはどうすればいいのでしょうか。
気が合わないからといって、逃げてばかりいれば、仕事も出来なくなってしまいますし、職場にいるのが苦痛になってしまう場合もあります。そんな時には自分の考え方を変え、上司に気に入ってもらうように努力をしてみてはいかがでしょうか。仕事をしていく上で欠かせないのが「信頼してもらうこと」です。
信頼してもらうと言ってもすぐに人の心を動かすことは出来ません。まずは誠実に仕事をしていきましょう。誠実とは時間を守る・人の悪口を言わない・嘘をつかない・約束を守るなど、人が暮らして行く中で当たり前の事をしていけばいいのです。
しかし当たり前といってもこれらの事を全て守るのはなかなか大変なことでもあります。たとえば上司に気に入られようと、どんなに仕事を頑張っていても、遅刻ばかりしているようでは信頼を得ることは出来ません。この人に任せておけば大丈夫と思ってもらう為には、まず普段の生活態度を見直してみることが大切です。
上司は仕事を成功させ、利益を上げなければいけないと思っています。その為には仕事を任せることができる人を探しているのではないでしょうか。部下に仕事を任せたとしても必ず成功するとは限りません。もし失敗したとしても誠実に仕事を行った結果であれば上司は怒ることはありませんし、迷惑をかけた相手に一緒に頭を下げてくれるはずです。
いつでも全力で仕事をしている部下を上司は必ず見ています。逆に、上司の目を盗み、サボる事ばかり考えている部下のために上司は動いてくれないでしょう。
もし仕事で失敗をしてしまった場合、上司に怒られてしまうこともあるでしょう。怒られた時にはきちんと反省をし、次は失敗しないようにしなくてはいけません。しかし怒られたからといって必要以上に落ち込んだり人に八つ当たりするようでは信頼されづらいといえます。怒られた事を引きずりがちな人というのは切り替えが悪い人という事になります。いつまでも気持ちの切り替えができないようでは、職場の雰囲気も悪くなってしまいます。職場での人間関係が円滑でない人の事はなかなか信頼しづらいのではないでしょうか。
信頼は日々の積み重ねで勝ち取るものです。ふだんから誠実に仕事と向きっていれば、おのずと信頼を得ることができるのではないでしょうか。