職場では、たくさんの人が働いています。中には苦手な人もいるでしょう。しかしいくら苦手な人だとしても、一緒に仕事をしていかなければなりません。実は、転職する理由の上位に職場の人間関係という答えがあります。いくら自分の夢だった仕事に就いても、その職場の人間関係が悪ければその仕事が楽しくなくなってしまいますし、やりがいを持つことも出来なくなってしまいます。その職場に長く勤めるには、職場の雰囲気、つまり人間関係が重要になってきます。
では、もし職場に苦手な人がいた場合にはどうすればいいのでしょう。いくら相手の事が苦手であっても、「苦手・嫌い」ということを表に出さないようにしなくてはなりません。逆の立場で考えてみましょう。自分が相手に対して何も思っていなくても、相手が嫌いという態度を自分に向けてきたら、あなたはその人に対して好意的な思いを持てますか?たとえ自分が相手の事を嫌いでも、相手は何も思っていないかもしれません。わざわざ敵を作る必要はありません。自分の態度に気をつける事で相手との付き合い方も変わってくるのではないでしょうか。
また、嫌いな人がいる場合には、周りの人にその人の悪口を言いたくなってしまう事があります。しかし、職場の人に悪口を言うという行為は絶対にしてはいけません。職場で悪口を言うと、いつかはその人の耳にはいってしまう可能性があるからです。人の悪口や噂話はどんどん広がっていく可能性があります。また、ほんの一言しか行っていないはずなのに、どんどん話が膨らんでしまい、最終的には相手を傷つけてしまう恐れがあります。嫌いだからといって職場で人の悪口を言うのは止めましょう。
同僚との人間関係だけではありません。もし、上司に毎日嫌味を言われるとしたらどう思いますか?心の中で文句を言っているかもしれませんが、真面目な人であればあるほど、落ち込む可能性があります。毎日落ち込んでしまった場合、もうそんな職場なんか行きたくないと思ってしまうのではないでしょうか。そんな時にはスルーする力を身に付けましょう。
それでも苦手な人がいる場合には割り切るしかありません。無理をして仲良くする事はせず、あの人と自分は合わないんだと割り切ってしまうのです。もちろん努力は必要です。しかし無理をし過ぎると、負のスパイラルに突入してしまい、どうして仲良くできないんだと自分を責めてしまいます。苦手なんだからしょうがないと割り切ってしまうことも時には必要なのです。